入魂
自分の野球道具を丁寧に手入れしていたところ、チームメイトは「そんなことはスタッフにやってもらえばいいだろう」と。
しかしイチロー元選手は、自分の道具を自分で大事に扱うことを現役引退まで続けた。
そう、日本人にはものに思いを込めることで魂を宿すという考えが根付いているのだ。
現代、音楽もファッションも情報も、さまざまなものが大量に産み出されては単純に消費されている。
悪いことではないが一つのものに思いを込め大事に扱うことが少なくなるのは如何なものか。
これぞと決めたものは生涯大切に扱っていきたい。
うん、そう…
そうなんだ。
だから、誰か誕生日にはあのイカシた時計を買ってくれー!
え?
ダメ?
あ、わかりました。はい、すみません…。